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【People in Drones】アダム・ クローウィッツさんの場合

People in Drones*シリーズで、わたし達は型破りなコンテンツ・クリエイターで3万6千人以上のフォロワーを持ち、
The Drone Man」として知られるアダム・クローウィッツ(Adam Krowitz)さんにお話を聞きました。
アダムさんはドローンとコンテンツ製作に対する探求、そしていかにして国際的ブランドから注意を引くユニークな芸術的センスを築き上げたかを
お話してくれました。



“The Drone Man”- Adam Krowitz
Photo courtesy: http://www.adamkrowitz.com

SKYWALKER:ドローンによる写真撮影はどのようにして始めたのですか?
アダム:Instagramに投稿している人達に触発されました。Instagram上の画像は一つ一つがまるで違っていて、各々が芸術作品のようです。私はドローンで撮影した抽象的なショットが大好きでした。ドローンで撮影されたビデオを見ていると、まるでビデオゲームをしているかのような感覚になりました。
また、3軸カメラスタビライザーで安定した撮影ができるドローンからのショットも気に入りました。
InspireやPhantom以前はGoProでの不安定で揺れた魚眼レンズ画像しか撮れませんでしたが、Inspire 1を体験した時から私はドローンに夢中になりました。

SW:初めてのドローンと初めてのクラッシュについて教えてください。
アダム:クレジットカードで買ったDJIのInspire 1が私にとっての初めてのRTF(Ready to Fly=すぐに飛ばすことができる)であり、初めて元が取れたと感じられた機体です。ドローンの世界への入口としてとてもよい選択でした。
私には何年にもわたる映像編集の経験がありましたが、写真の経験はほとんどなかったのでInspire 1を手にしてからAdobe Lightroomを勉強し始めました。
私の初めてのクラッシュはこのInspire 1で起きました。
ある通信会社からの依頼でフィットネスバイクをギリギリのところで撮影していた時のことです。
ドローンのGPSが室内では機能しないということを考慮に入れていなかったので、
機体は壁に打ち付けられてバラバラになりました。幸いなことに致命的な破損はありませんでした。修理をして、2日後には再び空を飛んでいました。
クラッシュしてしまった時は非常に恥ずかしかったですが、クライアントはとても親切に対応してくれました。そんなにひどい事故ではなかったし、誰も怪我をせずに済みました。

SW:ドローンを飛ばし始めた頃に立ち返ると、何か予期していなかった挑戦はありましたか?
アダム:総額1万オーストラリア・ドルをかけて遠隔操縦士免許を取らなければいけなかったことです。当時、ドローンにはまだ軍事利用のイメージがあったため、気象学について学んだり、賠償責任保険に入ったり、無線の使い方を学んだりといった飛行機を操縦するのと同じことを勉強しなければいけませんでした。
Instagramの世界では誰もが規制を破っています。商業界では誰もが規則を正しく運用したいと思っています。私が撮影を始めた頃は規則に圧倒されたものです。

SW:ドローンで撮影するのに一番好きな時間帯はいつですか?
アダム:どんな画像を撮りたいかによりますね。例えば、俯瞰のショットであれば、午後の早い時間帯に撮るのが好きです。正午頃だと反射光が強すぎますし、遅い時間帯になると水の透明さが映せないのです。俯瞰以外だと、空のあの温かい色合いがとても好きなので、朝焼けや夕焼けに撮るのが良いですね。


[Sydney]
Photo courtesy: http://www.adamkrowitz.com

SW:コンテンツ製作について少しお話ししましょう。Instagramでは何か基本計画のようなものがあるのですか?
アダム:以前はありました。
Facebookのフィードには少なくとも週に2回、Instagramには毎日投稿することを自分に課していましたが、そのタスクを守ろうとすることで投稿する作品の質を下げてしまっていると気付きました。
それが少し悩みの種になりつつあったので、量よりも質を優先することにしました。それは意識的な決断です。

SW:コンテンツ・クリエイターとして、今、あなたにとって重要なことは何ですか?
アダム:良い質問ですね。今やInstagramは個人のブランドになっています。
まるでクライアントが一覧できるショーリールのようなもので、私は建築、造園、広告、有名なブランド数件、自動車、メディア・コンテンツのカテゴリーのクライアントを得ました。私はInstagramを人々とのつながりを築くためだけに使っていて、全く商業目的とはしていません。

SW:コンテンツ・クリエイターとして初期の頃、ご友人から何かサポートを受けましたか?
アダム:幸運にも私には才能ある友達がいます。私は2016年にvlogを始めましたが、友人のサム・エヴァンス(Sam Evans、Instagramアカウント名@samevanslife)が彼のInstagramに私の作品を投稿させてくれました。私はそのためにコンテンツを製作し始め、コマーシャルの仕事を何件か得ました。また、クライアントが自分達のフォロワーに私のアカウントをフォローするように言ってくれました。
私はベースとなるフォロワーをここから育てていったのです。


[Adam’s favourite long shadows]
Photo courtesy: http://www.adamkrowitz.com

SW:ご自身の芸術スタイルをどのように表現しますか?
アダム:ミニマルでありながら人目を引くもの。正直に言うと自分自身のスタイルについての質問に答えるのは難しいです。「いいな」と思ったものが
なぜ良く見えるのかはわかりません。私はただ頭の中の完璧なショットを焼き付けたいだけです。つまり、漠然としたもの全てを形にするのです。
私は透き通った水、マジックアワー、ビーチに伸びる長い影が大好きです。

SW:インスピレーションはどこで得ますか?
アダム:InstagramやYouTubeなど、私が利用していて他の人も利用している場、どこででもです。日々インスパイアしてくれるInstagramのアカウントをたくさんフォローしています。他の人の投稿は手掛かりを与えてくれますし、どういったものが良く見えて、どういったものがそうでないかを気付かせてくれます。
何が一番良いかというと、画像を見て、撮影された時間、アングル、どんなドローンを使ったか、フィルターについて分析し、自分が撮影した作品と比べられることです。
時には、どのようにして写真を編集しているか尋ねることもあります。

SW:あなたにとって写真を撮ることは何ですか?
アダム:写真は芸術です。私にとって、写真撮影は永遠に残る瞬間です。
私はInstagramに投稿するとき、長かったり、個人的なことであったり、色々なことをキャプションに書きます。全ての投稿は、後に私の子ども達や孫達が見られる日記です。写真は芸術であり、日記であり、そして私の遺産です。実際に、私は過去の自分自身の投稿を読み返すことで学ぶことがあります。


Interview with Adam Krowitz, the content creator of “The Drone Man” via Skype on August 1, 2018.
Photo by SKYWALKER Inc. 

アダムさん、有難うございました。
魅力的な作品を楽しみにしています。〔スカイウォーカー株式会社Facebookより抜粋〕

【People in Drones】*
「People in Drones」は、スカイウォーカー株式会社によるドローンに関わる人々への国際的なインタビュー・シリーズです。
彼らのドローンに対する探求・挑戦・そして表現方法を理解することを目的としています。
わたし達は、国際的なドローン・コミュニティの中にいる方々、ドローンに対する情熱を持っている方、専門性・創造性、そして影響力を持つ方々にお話を聞くことから始めました。
記事をご覧いただいたみなさんにとっても何らかの気付きがあることを願っています。